ダイハツ「タント」6年ぶりのフルモデルチェンジ

 

軽自動車 忍び寄る影

 

販売好調の軽自動車ですが、実はある悩みを抱えているようです。

 

新車販売の内、今や4割近くを占めるのが軽自動車なんです。
生活の足として欠かせない存在にもなっています。
燃費の良さに加えて、税金などの維持費の安さが魅力的なんですが、実は今軽自動車に増税するという案が浮上しているんですね。
TPP交渉も絡んで、欧米各国から軽自動車への圧力が強まっています。

 

「タント」6年ぶりの
フルモデルチェンジ

 

10月3日、ダイハツ工業が開いた新しい軽自動車の発表会。

 

菅野美穂さん
「子育てに仕事に忙しい毎日を送っておられるお母さんたちには心強い「タント」だと思います。」

 

6年ぶりに主力の軽自動車「タント」をフルモデルチェンジし、発売しました。

 

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新型のタントです。
前後の扉を開けますと、ピラーと呼ばれる柱がありませんので、非常に広い空間があります。
さらには、今回のモデルから助手席のレバーを押しますと、更に広いスペースを作ることができるんです。

 

軽量化で燃費を向上させ、価格は117万円からと、これまでのモデルより5万円下げました。

 

軽自動車の販売台数は、9月は1年前より25%以上増え、3ヵ月連続のプラスに。
燃料高を追い風にして、特に公共交通機関が廃止された地方の足として支持を集めています。

 

Q.地域の足ということでは

 

ダイハツ
三井 正則 社長
「圧倒的に軽自動車だと思う。」

 

販売好調の裏で、懸念材料も。
軽自動車の増税案です。

 

販売好調の裏で
増税の影が…

 

2015年に、消費税が10%に上がった場合、自動車取得税の撤廃が決まっています。
その穴埋めとして、軽自動車の税金を引き上げる案が浮上しているのです。
業界からは反発の声も。

 

スズキ
鈴木 修 会長
「軽自動車税を標的にするのは、これは弱い者いじめの最たるもんだね。」

 

10月3日の会見で、軽自動車でシェアトップのダイハツは、

 

Q.軽自動車税の増税案が浮上していますが、そのことについて社長は今どのように受け止めていらっしゃいますか。

 

ダイハツ
三井 正則 社長
「TPPのからみとか、日本とEUのEPAのからみで、軽自動車税が話題になっておりますけれども、「言い掛かりだ」と思っております。
大勢の方々の税負担をこれ以上増やすということに関しては、強く反対をしております。」

 

「軽」優遇に
欧米から圧力

 

好調な軽自動車に対する圧力は海外からも。

 

インドネシア、バリ島で始まったTPP交渉の閣僚会合では、全体会合の他、2国間会合も行われ、甘利TPP担当大臣は日米交渉にも臨みました。

 

日米交渉では、TPP交渉での協調体制を確認したほか、アメリカ側が日本に対して軽自動車税の廃止などを求めて来ている経緯があり、今回も話しが及んだ可能性があります。

 

甘利TPP担当大臣
「アメリカとは率直に話した。中身は言えません。」

 

TPP交渉と並行して進む、日米2国間の交渉の場では、アメリカ側は日本国内の軽自動車の優遇措置の見直しを強く求めています。

 

通商代表部
カトラー 次席代表代行
「自動車分野について、非関税措置の撤廃を求めた。」

 

森 健良 経済外交担当大使
「米側の関心は、自動車について非常に強いものがあるなあということを改めて感じました。」

 

EUからも優遇措置の撤廃を求める声が。
現地メーカーの声を受け、日本市場で存在感を増す軽自動車の制度見直しへ圧力をかけています。

 

軽に強い向い風
求められる“前向きな議論”

 

また、税制以外にも不安材料があります。
それは、自動車の安全基準。

 

EUは、EPA交渉で共通化を求めていますが、EUが参加する安全基準の中には日本の基準に含まれていない項目があります。

 

ナカニシ自動車産業リサーチ
中西 孝樹 アナリスト
「日本の軽自動車は規格のサイズの中で、ギリギリで商品性を追求してますので、新基準が不安材料になってこざるを得ないと思います。」

 

国内と海外から強い向い風を受けている軽自動車。
専門家は日本の自動車業界と国益、両方がプラスになる議論が必要だと指摘します。

 

ナカニシ自動車産業リサーチ
中西 孝樹 アナリスト
「外資に荒らされて、何の国益になるんでしょうか。
日本の国家戦略、成長戦略につながる前向きな議論が先に必要だと思います。」

 

 

非常に軽自動車快走が続いていて、特に消費税増税まであと半年という中で、いわば駆け込み需要みたいな動きも起きているんですよね。
そのタイミングとは別かもしれませんが、今回のダイハツのタントは、実は前倒しで商品を出しているんです。
本来年末の発売だったのを。
この辺りを考えて見ても、本当に実は圧力が強まっているのかもしれないなと、感じる場面もありました。

 

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