MINASEが目指す世界に通用する腕時計メーカーの姿とは?

 

螺旋で削る

 

東京表参道。
海外の高級ブランドが並ぶ、腕時計店。

 

そこに10月下旬、ある日本メーカーの腕時計が展示されました。

 

ベスト販売
石田 憲孝 社長
「この技術は世界最高峰。
この技術は、スイスの時計メーカーが欲しがっている技術。」

 

高級ブランドを知り尽くした時計店の社長を唸らせた、日本の腕時計。
その名は、MINASE。

 

MINASE HiZ
33万6000円

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協和精工
鈴木 豪 取締役
「秋田県湯沢市の皆瀬でつくられています。」

 

秋田県の小さな工場の時計作りを支える技とは。

 

秋田県湯沢市。
山間の小さな工場で、その時計は作られていました。

 

協和精工
高橋 功一 製造部長
「ザラツ研磨という、ゆがみのない綺麗な鏡面をつくるための加工法。」

 

時計のケースを、回転するアルミ板の側面に押し当て、少しづつ研磨していきます。
今、この技を受け継ぐ職人は日本でも数えるほどだといいます。

 

協和精工
高橋 稔 研磨係長
「25年くらいやっています。」

 

協和精工
高橋 功一 製造部長
「ひとつの時計メーカーの中に、ザラツ研磨ができる人が1人とか2人。」

 

研磨技術に加え、時計づくりを支えているのが、切削技術。
よく見ると、ドリルの先端には螺旋状の刃が。
この螺旋に秘密が隠されています。

 

協和精工の本社工場。
実は共和精工は、精密工具メーカーとして、その名を知られています。
工作マシーンの中では、稲妻のような光が。

 

協和精工
佐藤 修悦 技術マネージャー
「放電加工といいます。
天然のダイヤモンドの次に硬いと言われている、人工的につくったダイヤモンドです。」

 

ダイヤモンドの硬さに匹敵する素材の、削りたい部分だけに電流を流し、螺旋状に荒削りします。
さらにダイヤモンドで磨き、刃をつけます。

 

人工ダイヤモンドの素材に、螺旋状の刃を加工できるのは、世界でここの工場だけです。

 

協和精工
佐藤 修悦 技術マネージャー
「海外の時計業界の有名ブランドにも使われています。
皆さん、よくご存知のブランド。」

 

ドリルを螺旋状にすることで、加工できる素材の幅を広げ、コスト削減も実現。

 

さらに、驚きのドリルも。

 

協和精工
佐藤 修悦 技術マネージャー
「肉眼ではよく見えないですけれども、先端が0.03ミリのドリル。
螺旋で刃が付いています。」

 

0.03ミリのドリルとは。

 

協和精工
佐藤 修悦 技術マネージャー
「手術の縫合用の針の穴開けに使われる」

 

0.03ミリの穴を開けるドリル。
医療機器から小型化が進む電子機器などに応用可能だといいます。

 

この切削技術と研磨技術を武器に、これまでのOEM中心から、自社ブランドの腕時計づくりに打って出ました。
その訳は。

 

協和精工
鈴木 耕一 社長
「OEMはOEMのお客さまが考える商品なので、自分たちはただ技術を提供するだけにすぎない。
世界に通用する腕時計メーカーになろうと。」

 

秋田の小さな工場が、世界を見据えています。

 

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