レクサスGSのステアリングは竹でできていた!?南国土佐で生まれた“地産外商”のビジネスモデル

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日本のものづくりの結晶、高級車のステアリングを支える技です。

 

ミロクテクノウッド
片山 弘紀 社長
「竹製のハンドルというのは、今世界でここでしか作ってないです」

 

イチョウ並木に映えるトヨタの高級車、レクサスGS。
この車の内装で、一際存在感を放つのは、ステアリングハンドルです。

 

自然の温もりを感じるハンドルの原材料は、竹。

 

世界初の竹ハンドル。
ものづくりの技を探ります。

 

曲げて固める

 

高知県中東部にある、南国市。
ミロクテクノウッドは、高級車の木工パーツを製造している企業。

 

親会社は、猟銃を製造していて、この加工技術を活かし、2000年から木製ハンドルの製造に着手しました。

 

木製ハンドルは、メープルなど樹齢50年以上育った、輸入木材で作られますが、為替に左右され調達も難しいものです。

 

そこで目を付けたのが、竹。

 

高知には、孟宗竹が多く自生していて、増えすぎた竹が問題になっていました。

 

ミロクテクノウッド
片山 弘紀 社長
「竹の場合は、3年で成熟しますので、植林をしなくても、切って取れば後から自然に生えてくる」

 

しかし竹は、水分を多く含んでいるため、カビや虫が付きやすい欠点がありました。
そこで。

 

下準備の段階で、竹材を特殊な圧力釜に入れ、水分を十分の一程度まで蒸発させることで、弱点をクリアしました。

 

コスモ工房
青野 俊 社長
「135℃で3.5気圧です。炭化する一歩手前です。
温度処理をするに従って、カビの処理と防虫、適切な着色という処理を、この工程で行っているんです」

 

だが、もう一つの問題があります。
竹はしなやかに曲がりますが、反発力が強いのです。

 

この欠点を解決するための、特別な部屋へ案内されました。

 

ミロクテクノウッド
大館 覚 製造本部長
「竹ハンドルを作るための材料となる、積層材を加工している工程です」

 

白く塗られている接着剤。
これを11枚重ね合わせ、厚みを持たせます。

 

この竹材を、特殊なプレス機にセットします。
そして、ゆっくりと圧力をかけ、11枚を重ね合わせた竹材を、半円状に曲げるのです。

 

さらにこの状態のまま、特殊な高周波を当て、高温で8分間加熱し、張り合わせた接着剤を固めます。

 

曲げと接着剤を固める作業を同時に行い、戻ろうとする反発の力を抑えることで、ハンドルに適した曲がりを実現しました。

 

ミロクテクノウッド
片山 弘紀 社長
「曲げた場合には、戻そうとする強い力が働きますので、それをいかに固定するかが一番難しいところです。」

 

固定した竹材料をくり抜き、ハンドルの軸となる金属部分と合わせ、グリップの形に丸く削ります。
塗料を9回塗り重ね、手縫いで牛革を巻いて、ステアリングハンドルに仕上げます。

 

竹を重ね曲げたことで、他では表現できない“和”のデザインを作り出しました。

 

この技術、2013年発表された「第5回ものづくり日本大賞」の、優秀賞に選ばれています。

 

ミロクテクノウッド
片山 弘紀 社長
「竹製のハンドルは、世界でここでしか作ってないですね。
他のメーカーがやろうとしても、そう簡単にはできないと思います。
しばらくたぶん、競合メーカーは出てこないと思います」

 

南国土佐で生まれた、竹のハンドル。
“地産外商”の新たなビジネスモデルになりそうです。

 

小谷さん
「レクサスのハンドルが、竹製だって知ってました?」

 

進藤さん
「いや~知らなかったですね。スゴイ技術」

 

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