人材不足は“主婦の力”が頼り?求人倍増?時給も上昇!?

 

人材不足“主婦力”に注目

 

現在、景気回復で大都市圏のパートやアルバイトの人材不足が深刻になっています。
その人材不足を、家事や育児で培った主婦の力で補おうとする動きが出てきました。

 

企業の戦略や働き始めた主婦の姿をお伝えします。

 

パート・アルバイト不足
大都市圏で時給UP

 

東京浜松町にある居酒屋チェーン、串特急。

 

3年半ほど前から働く、アルバイト店員の金川さん。
週6日、午後6時から閉店の早朝5時まで、配膳などをこなし、手取りで20万円以上の収入があります。

 

Q.パート・アルバイトを確保するのは大変ですか?

 

串特急
浜松町店
奥田 義光 店長
「そうですね、なかなか今は厳しいですね」

 

串特急があるJR浜松町駅前は、居酒屋チェーンの激戦区。

 

Q.この店の時給、最初の金額は?

 

フーディアム・インターナショナル
首都圏事業部
荒田 洋 次長
「1100円からですね」

 

Q.この近辺では普通のことですか?

 

「確かに相場というのは、1100円が多くなってきています。
これからやろうと思っているのは、入社をしてくれた方には、祝い金を出そうと考えています」

 

串特急では人材を確保するため、今後は採用時に祝い金を出したり、時給を上げることも検討しています。

 

巷の学生たちに時給を聞くと。

 

女子学生
「時給は、1000円以上と決めてバイトしています」

男子学生
「時給は1200円ですね」

 

パート・アルバイトの賃金は、デフレで低迷していましたが、景気の回復で外食や小売などに、賃金上昇の波が押し寄せています。

 

三大都市圏では、時給が平均で959円と、過去最高を記録しています。

 

リクルートジョブズ
ジョブズリサーチセンター
平賀 充記 センター長
「景気が非常に良くなり、なかなか人が採用できない状態になっておりまして、飲食業のニーズがどんどん高まってきてまして、アルバイトの時給が上がってきている」

 

企業では、採用を増やす動きが出ていますが、経済の先行きに不安が残るためか、正社員よりもパートやアルバイトを採る傾向にあります。

 

全労働者の内、パート労働者の比率は、およそ3割にも上っています。

 

さらに、34歳以下の若い労働人口は2000年と比べ、5%以上も減っています。
2020年には、労働人口の4分の1まで下がると見られます。

 

“主婦の力”を活用
新採用制度

 

そこで、若者に変わる労働力として期待されているのが、主婦の力です。
コーヒーショップチェーン、PRONTO(プロント)で働いているのは、柴田恵美さん37歳。

 

中学1年生を始め、小学6年生と4年生の3人の子どもを育てる母親です。

 

柴田恵美さん
「家にずっと居てもやっぱりつまらないので、仕事をして生き生きとしたい。
いつまでも若い気持ちの女性で居たい、という気持ちで働いています」

 

柴田さんは、下の子どもに手がかからなくなったため、働くことを決めました。
プロントは、アルバイトの人手不足を受けて、2013年9月から主婦向けに新たな採用制度を設けました。

 

土日祝日の勤務を無くし、10時から14時の4時間勤務と、10時から17時の7時間勤務から選べるようにしました。

 

柴田さんは週4日、7時間働いています。
4人から6人の主婦でチームを作り、1人の子どもが病気になったなどの緊急時に、代わりに出勤する体制を整えました。

 

プロントコーポレーション
廣瀬 千賀子 広報室長
「アルバイトの学生やフリーターを採用していたんですね。
一から研修で教えるよりは、主婦の方は即戦力になる」

 

プロントでは、主婦の能力の高さに気が付いたといいます。
今後は、今のキッチンだけでなく、レジ業務などにも積極的に採用する考えです。

 

消費税UPで
主婦が復帰

 

主婦が働きに出ることの、背中を押したのは。
東京都内に住む松田聡子さん38歳は、2013年11月パートとして働き始めました。

 

キッカケは。

 

松田聡子さん
「4月から8%になって、それからまた上がって行くということで」

 

消費税の引き上げです。

 

松田さんは6年前、結婚を期に貿易関係の仕事を辞めていましたが、増税による出費増に備え、子どもを保育園に預け、週3日から4日広告関係のパートに出ることを決めました。

 

Q.給与明細を見せていただけますか?

 

57000円。

 

Q.貯金か自分のものに使っているのですか?

 

松田聡子さん
「一応、貯金しています」

 

松田さんは、夫の配偶者控除の枠内に入る、給与所得が103万円以内に収まるように働くといいます。

 

求人倍増
時給も上昇

 

松田さんが仕事を見つけたのが、主婦の仕事探しに特化したサイト、しゅふJOBサーチです。

 


主婦のための求人サイト『しゅふJOB』サーチ

主婦のための求人サイト『しゅふJOB』サーチ

 

サイトを運営するbsty!e(ビー・スタイル)では、増税が確定した2013年10月前後から、30代から40代の登録者が増加し、前の年から5.6%増加しています。

 

女性の活躍の場が広がり始めた頃働いていた、この世代の主婦は、パソコンの扱いにも慣れています。
企業は、家事や育児で覚えた技術の高さにも気付き、積極的に採用し始めました。

 

1986年 男女雇用機会均等法施行

 

 

1995年 Windows95発売
入社 寿退社

 

 

家事・出産・育児

子育て一段落で社会復帰意欲

 

求人の数も2倍以上に増えていて、主婦には再び仕事に就くチャンスが広がっています。

 

ビー・スタイル
三原 邦彦 社長
「最大のチャンスですね。
2013年は、「経験が絶対必要」だった案件が、今年は「経験要りません」になってきていることも事実ですし、時給も50円くらい上がったところもありますし」

 

企業が注目し始めた、主婦の力。
積極採用の動きが、多くの業界に広がるかも知れません。

 

≫しゅふJOBサーチの詳細はコチラ


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